「やらなあかんことができひん。やったらあかんことを、ついやってしまう。」
中学生の息子の三者面談で、担任の先生とそんな話をしました。
「自分の意思で、きちんと行動できるようになってほしいですね」
そんな言葉を交わしながら、ふと思ったんです。
……それ、大人も一緒だなぁ(笑)って。
子どもにはつい注意ばかりしてしまうけれど、自分はどうだろう?
やるべきことを後回しにしていないかな。
つい楽な選択をしていないかな。
子どもに言う前に、まずは自分ができる大人でありたい。
……と言いたいところだけど、正直なところ、自分もできてない。
だからこそ、子どもに偉そうなことは言えないなぁ、と思いました。
この前なんて、まさかの腕時計を洗濯機で洗ってしまって。
以前、子どもが同じことをしたときに、「ちゃんと大切にして」なんて言った記憶があるのに(笑)
大人だって、あるあるですよね。
「まさか自分が」と思うことほど、やってしまう。
ミスも、人間の弱さも、だれにでもあるもの。
自分にも他人にも、ただ厳しい目を向けるだけじゃなくて、「まぁ、そんな日もあるよな」と受け止められる余白を、少しずつ持てたらいいなと思います。
完璧であることより、誠実に向き合い続けることを大事にしたい。
そんなことを、あらためて感じた出来事でした!